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頭痛の鍼灸治療

頭痛の治療で、皮膚の測定は役立ちますか?
どんなことがわかりますか?

頭痛の原因の分類に役立ちます

皮膚の測定は、頭痛の原因が、緊張か、虚弱や疲労か、冷えのぼせかといった分類に役立ちます
鍼灸治療の患者さんは緊張型の頭痛が多く、たいていは頭・頚・肩の筋への刺入(局所治療)で効果を得られます。上半身の緊張(皮脂分泌など)が過剰な場合は、こうした治療が適しているようです。
しかし、虚弱者の頭痛や、冷えのぼせによる頭痛では、筋への刺入だけでは効果が一時的だったり、だるくなってしまうことがあります。例えば、足の脾経の領域で、強い冷え(代謝の停滞)や虚(電解質の不足)がみられる場合、脾経や脾兪への弱刺激で効果を得られます。また、冷えのぼせが強い場合は、頭部への鍼と共に下肢の代謝を改善する温灸を用いることでより良い効果を得られます。

測定からわかること

頭痛には、緊張だけでなく、冷え(代謝の停滞)や虚(電解質の不足)も影響するようです。
風邪で頭痛がする、疲れて頭痛がする、といった例を考えると分かりやすいと思います。
どれか一つの理由だけなら、治療方針で悩むことは無いでしょう。しかし、多くの患者さんは、複数の要素を併せ持っています。限られた診療時間では、診察に時間をかけられず、すぐに治療方針をたてなくてはいけません。臨床家の大きな悩みの一つです。皮膚の測定は、どの傾向が一番強いか=どの施術が一番効果的か?をすばやく予測する強力な支援になります。

通常の診察なら

頭痛を現代医学的に解釈すれば、筋肉に刺入する場合(緊張型頭痛)と、頭蓋血管上の圧痛に刺入する場合(片頭痛)がほとんどです。伝統医学的には遠道刺(下合穴の利用)のように、下半身の治療がみられます。
これらを併用するなら、頭部の反応と膝周辺(下合穴)の硬結・圧痛を探すことが基本になります。さらに、冷えのぼせの確認のため、足先が冷えていないかも確かめたほうが良いでしょう。
前頭部〜後頭部、頚部、肩部、さらに両足まで触診すると、少なからず時間がかかります
手足の指先を4分ほどで測定し、全体的な予測を立てれば、これらの触診は大幅に短縮できます。
通常の診察は、主観的なため迷いがちで、患者さんに対しても説得力に欠ける、という問題があります。
このため、私たちは測定による診断支援(虚実判定支援)を提案しています。
■ 記載内容について
私個人の臨床経験と、測定結果の照らし合わせから、それぞれの症状について説明しています。
患者さん個々人でさまざまな症状の組合せがあり、統計的な結論とまでは到っていません。
測定機器を用いる他の先生方と共通した見解の事例について、臨床での参考としてまとめています。

■ 参考文献など


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