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鍼灸で体質改善できますか?

学校の教科書をみると、神経や筋肉の説明ばかりです。
現代医学的な解釈で症状を緩和できそうですが、その範囲内の治療になりそうです。
現代医学では説明しにくいアトピーのような体質も、鍼灸で改善できるでしょうか?

鍼灸の人体観と現代医学は矛盾しません

真皮間質液の測定に基づいて、アトピーやうつ症状の治療で効果を得ています。
こうした経験から、経絡や虚実で説明される人体観は、生理学で説明できると考えています。
真皮のホメオスターシスが部分的に崩壊(間質液の過不足や電解質の過不足)すれば、自律神経の異常緊張が起こるでしょう。自律神経は広い範囲を支配するので、部分的な崩壊が、広い領域での不調につながります。
鍼灸は、皮膚などの部分的な異常に働きかけることで、広い範囲の不調を改善していると考えられます。

測定からわかること

細絡や凹み、たるみなど、経絡や虚実と説明される反応は、主に皮膚の変化です。
真皮の異常を測定し、上記のように自律神経と結びつければ、伝統的な鍼灸の治療効果は現代医学的に説明しやすくなります。
臨床的にみれば、運動神経や知覚神経と関わる痛みなどの症状だけでなく、自律神経と関わる体質などの症状が理解しやすくなるというメリットがあります。
多くの患者さんが鍼灸に望む効果は、現代医学的な治療で効果が得られない場合のセカンドチョイス=東洋医学的な治療です。
真皮の測定を行えば、東洋医学的な治療を、より明確に活用できます

通常の診察なら

筋肉の異常を調べ、末梢神経=運動神経や知覚神経の異常を推測し、神経根に原因を求める治療家は多いと思います。
しかし、自律神経はその支配領域が漠然と分類されているだけで、ここに反応が出ているからどの神経根、という細かな限定ができません。
このため体質の改善では、伝統医学的な方法を用いて皮膚の状態を把握し、取り除くことで、自律神経の緊張を緩和することになるでしょう。しかし、皮膚の状態を把握することは困難で、学校でも教えづらいため、多くを説明していません。
真皮の測定は、学校教育では習得しづらい、体質改善の診察・治療で効果的、と考えられるでしょう。
通常の診察は、主観的なため迷いがちで、患者さんに対しても説得力に欠ける、という問題があります。
このため、私たちは測定による診断支援(虚実判定支援)を提案しています。
■ 記載内容について
私個人の臨床経験と、測定結果の照らし合わせから、それぞれの症状について説明しています。
患者さん個々人でさまざまな症状の組合せがあり、統計的な結論とまでは到っていません。
測定機器を用いる他の先生方と共通した見解の事例について、臨床での参考としてまとめています。

■ 参考文献など


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